キオビクモバチ

【キオビクモバチの形態】

黒色で頭、触角、胸背、脚の大部分は黄褐色、第二腹節に橙黄色班があります。
羽も黄褐色で縁が黒色です。
オスは２０ｍｍに満たず、黄色と黒のしま模様しています。

【キオビクモバチの生態】

コガネグモ、ナガコガネグモ、オニグモなどコガネグモ科の大形種を狩ります。狩りの後、日没を待って巣を掘ることが知られるが、昼間でも彫、盗掘することもあります。
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モンクモバチ

【モンクモバチの形態】

キオビクモバチに似るが触角の先や顔面に黒色部。中胸背の後方中央に橙黄色班があります。
腹は通常、先端の橙黄色の帯以外は黒色であります。

【モンクモバチの生態】

キオビクモバチが海浜、河川敷など開けた環境で見ることができます。本種は林縁なででよく見かける。
コガネグモ科の中形種や大形種の未成熟個体を狩ります。巣は草間など見えにくい場所に掘るようです。

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オオシロフクモバチ

【オオシロフクモバチの形態】

黒色の蜂です。複眼後縁と前胸背に黄白色帯、腹の背面に黄白色の紋がある。羽は透明で青白味がかり、光の具合で体も青白味があるように見えます。

【オオシロフクモバチの生態】

中形のクモ狩りバチで、コガネグモ科のクモを狩ります。中でもサツマミノダマシとジョロウグモを運んでいる姿をよく見ます。狩りの後、裸地に浅い巣を掘ってクモを蓄えます。

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オオモンクロクモバチ

【オオモンクロクモバチの形態】

黒色で第二腹節の背板に橙色の斑紋があります。

【オオモンクロクモバチの生態】

イオウイロハシリグモやコアシダカグモなどの徘徊性の大形グモを狩ります。捕らえたクモは歩脚をくわえて後ろ向きに運ぶ。
水辺で狩りをしたときはクモを仰向けにした状態で水上を運ぶこともあります。
巣はモグラなどの抗道を利用し、その中に巣穴をほります。

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ナミヒメクモバチ

【ナミヒメクモバチの形態】

黒色の蜂です。羽は透明でやや黒色味があり、緑紋があります。

【ナミヒメクモバチの生態】

泥で小さな巣を作り、クモを1匹ずつ蓄える。巣はスズキなどの葉裏、岩や木の割れ目やくぼみ、崖の垂れ根などに固めて作り、完成後に泥で覆う。フクログモやハエトリグモ、ササグモなどを狩り、狩りの後に脚を切り落とすことが多い。
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コトゲアシクモバチ

【コトゲアシクモバチの形態】

黒色の蜂です。羽はくもって、不透明な斑紋があります。脛節に種名の由来となったトゲ状突起が縦に並び、内側に黄灰色の微毛が密生しています。

【コトゲアシクモバチの生態】

春に見られる蜂です。雑木林内でクモを運んでいる姿を見かけることがあります。
タナグモ科のヤチグモ類を狩っていることが多いようだ。
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ミツイロツメボソクモバチ

【ミツイロツメボソクモバチの形態】

黒色で腹部第１～４節前半と脚部は赤褐色です。大アゴ、頭、複眼内縁、前胸背板に白色斑があります。

【ミツイロツメボソクモバチの生態】

ハエトリグモの仲間を狩ります。
巣は既存抗を利用するほか、自身で穴を掘るなど状況に応じて変えることができるようです。
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