クロアナバチの基本データ
体長
メス 約25~30mm(オスはメスより小型)
形態(特徴)
・黒色で光沢のある体
・翅は半透明の暗褐色
・頭部に灰白色の短毛がある
生息地
本州、四国、九州、大隈諸島、琉球列島、伊豆諸島など(朝鮮半島、台湾、東南アジア、オーストラリアにも分布。奄美以南には別亜種が分布する)
巣の特徴
・日当たりと水はけのよい砂地に、深さ50cm~1mほどの巣穴を掘る
・地中に複数の部屋(育房)を持つ多房巣を作る
・キリギリス科やツユムシ類など様々なバッタの仲間を毒針で麻酔し、各部屋に複数頭を貯蔵する
・外出する際は巣の入口を一時的に土で塞ぎ、その両側に浅い「偽坑道」を掘って敵を欺く習性がある
活動期間
6月~10月頃(地域によっては7月~9月が中心)
攻撃性
・単独行動の狩りバチで、性質は比較的温和
・自分から人を攻撃することは少なく、手でつかんだり巣を踏んだりしない限り刺されることは少ない
・毒針自体は持っているため、扱いには注意が必要
クロアナバチの生態
クロアナバチは、河川敷や海浜などの開けた砂地に深い巣穴を掘る大型の狩りバチです。キリギリスやツユムシの仲間を幅広く狩り、毒針で麻酔をかけて巣の各部屋に運び込みます。外出する際は巣の入口を土で塞ぎ、その両側に浅い偽の穴を掘って敵の目をくらませる、知能的な習性が知られています。
バッタ類を捕食する益虫的な側面も持つ一方、体が大きく見た目にも迫力があるため、スズメバチと見間違えて不安に感じる方も少なくありません。性質は比較的温和で、自分から人を攻撃することは少ない種です。
クロアナバチの巣にお困りの方へ
クロアナバチは見た目の迫力からスズメバチと見間違えられやすい蜂ですが、性質は比較的温和です。砂地に巣穴を作るため、庭や駐車場の地面が気になる方もいます。見つけた蜂がスズメバチやアシナガバチなど危険性の高い種類かどうか判断に迷う場合は、無理に近づかず確認することをおすすめします。蜂の種類の判断に迷う場合は、以下の地域でも蜂に関するご相談を承っています。
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