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細腰亜目(ヤドリバチ類)の蜂
二ホンヒラタタマバチ
【二ホンヒラタタマバチの形態】
黄色で黒色斑がある。頭は頬が膨らんでおり、丸みがある。前胸背が発達しており壁のような盛り上がりがある。腹に特徴的な寅じま模様があります。
【二ホンヒラタタマバチの生態】
大型のタマバチで、キバチ類の幼虫に寄生します。クロヒラアシキバチの寄生木で見ることが多く、出現時期も重なる。キバチの産卵痕から産卵する行動がよく見られます。
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クヌギエダイガタマバチ
【クヌギエダイガタマバチの形態】
茶褐色で中胸背に黒色部があります。頭、胸、脚に銀白色の毛が生えるのが特徴です。腹は扁平な円形で羽には褐色の斑点があります。
【クヌギエダイガタマバチの生態】
クヌギに虫こぶを作ります。空き、クヌギの枝にできた桑毛のついた塊は単性世代の虫こぶ(虫えい)で、翌年の1月ごろにメス成虫が現れ、花芽に産卵します。花にできた小さな虫こぶは両性世代で雌雄両方が生まれ、産卵します。
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バラハタマバチ
【バラハタマバチの形態】
頭と胸は黒色、脚は黄褐色で腹は橙赤色。前翅に黒色紋があります。
【バラハタマバチの生態】
ノイバラなどのバラの葉裏に虫こぶを作ります。春、新葉が展開し始めるころに出現して葉に卵を産みます。成長した虫こぶはやがて地上に落ちて、幼虫はその中で越冬します。
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シリアゲコバチ
【シリアゲコバチの形態】
黒色で腹と後脚に黄色斑、前胸背の横帯は橙黄いろです。後ろ脚腿節は幅が広くなり、脛節が湾曲する。メスの産卵管は種名の通り、背側に伸びて胸に達します。
【シリアゲコバチの生態】
既存抗を利用するハナバチの寄生蜂で、材置き場や社寺などでよく見られます。類似のオキナワシリアゲコバチは産卵管が腹の中ほどまでの長さで、斑紋が多いことで識別可能。特異な形態をしているので他種との識別が容易です。
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キイロタマゴバチ
【キイロタマゴバチの形態】
体色は黄褐色で複眼は赤色です。触角先端が棍棒状にくらんでいます。腹部1節~3節後縁に淡い黒色部。羽は透明です。
【キイロタマゴバチの生態】
野外ではアゲハ類の卵に寄生している姿が見られます。寄生の対象が産卵後15時間くらいたったタマゴの場合、産卵率がかなり低くなるか、産卵管を差し込んでも産卵しないようです。茶葉の害虫であるチャハマキの重要な天敵としても知られています。
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キアシブトコバチ
【キアシブトコバチの形態】
光沢のある黒色で頭と胸に点刻があります。肩板、腿節先端、脛節は黄色です。後ろ脚腿節が肥大して脛節が湾曲しています。
【キアシブトコバチの生態】
チョウ目のサナギに内部寄生しています。寄主の選択範囲が広いのでいろいろなところで見られます。樹皮下などで成虫越冬します。
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クリノタカラモンオナガコバチ
【クリノタカラモンオナガコバチの形態】
黄色で頭頂部、胸と腹の背面中央に金緑色の光沢部があります。複眼は橙赤色。科目の通りメスは産卵管が長いので、他科との識別は容易です。
【クリノタカラモンオナガコバチの生態】
クリタマバチの天敵としても知られているが、ほかのナラ類に虫こぶを作るタマバチにも寄生します。クヌギエダイガタマバチの単性世代の虫こぶからは、春にいろいろなコバチが羽化するが、その中で本種もよく見つかります。
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オオホシオナガバチ
【オオホシオナガバチの形態】
メスの前翅に種名の由来となった明瞭な紋があります。同属他種との識別点にもなります。
第2腹節の背板の凸状黄色班も特徴的です。オスは羽の黒色班が消失するものもいます。
緑紋は黄褐色、腹先端は黒色です。
【オオホシオナガバチの生態】
キバチ類の幼虫に外部寄生すると思われます。触角で材木の中にいる寄生主を探り、体調より長い産卵管を逆立ちするような姿勢になって差し込みます。秋にもみられる蜂です。
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エゾオナガバチ
【エゾオナガバチの形態】
黄色味が強い蜂です。腹は黒褐色で各腹節の両側に明瞭な黄色班があります。班の形と斑紋の一部が欠けたようになっています。
これが、この蜂の特徴です。
オスはオオホシオナガバチに似ることがありますが、緑紋が黒褐色であること、腹端が赤褐色であることなどで識別できます。
【エゾオナガバチの生態】
キバチ類の寄生蜂です。ヒラアシキバチ属の寄生木で見ることが多く、春と秋に見られます。
大きなものでは全長40mmを超えて、産卵管まで入れると120~130mmにも達します。
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キスジクチキヒメバチ
【キスジクチキヒメバチの形態】
黒色で複眼の内縁に黄色帯、頬に粒状突起があります。前脚と中脚、後ろ脚転節と腿節後半が黄褐色、各腹節に白色帯があります。
【キスジクチキヒメバチの生態】
コナラなどの立ち枯れによく飛んできます。オナガバチの仲間に似るが、頬に粒状突起があることで識別できます。
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タマヌキケンヒメバチ
【タマヌキケンヒメバチの形態】
黒色で黄色班が多く、中胸背の先端がせり出ているので同属他種との識別は容易です。
本属はメスの亜生殖板が大きく腹から突出するのが特徴で、種名の由来となっています。
【タマヌキケンヒメバチの生態】
関東の雑木林で見る機会の多いヒメバチで、甲虫類の木材幼虫に寄生します。6~7月ごろにコナラの立ち枯れなどで見られます。
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ミズバチ
【ミズバチの形態】
黒色の蜂です。小楯板にトゲ状の突起があります。
メスの腹は丸みを帯びており、腹先に短い産卵管があります。羽は透明でくもりがあります。
【ミズバチの生態】
ニンギョウトビケラの外部捕食寄生者です。水面上を滑空して石伝いに潜水し、サナギに産卵します。
成長途中の幼虫がサナギの羽の下に定位することから、最終的には寄生主がサナギの段階で発育できるのだろう。
ミズバチのリボンは水中の酸素を取り入れるものとして知られています。
近似のミヤマミズバチはアツバエグリトビケラに寄生します。
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ゴミグモヒメバチ
【ゴミグモヒメバチ形態】
黒色の蜂です。前脚と中脚の腿節から後ろ脚の腿節は橙黄色です。腹節にくびれがあります。
【ゴミグモヒメバチの生態】
ゴミグモに外部寄生します。網をゆすってクモを誘い、近づいたクモを刺して一時麻痺させ卵を産み付けます。
クモはその後も普通に活動しますが、幼虫の成長と共に動きが鈍くなり、やがて通常と違う縦糸だけの特異な巣を作るようになります。
寄生主を食い尽くした幼虫は、巣の中心に露出した繭を作ります。
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ホウネンタワラチビアメバチ
【ホウネンタワラチビアメバチ形態】
頭、胸、触角は黒色です。前脚と中脚は黄色で後ろ脚は赤橙色です。腹は赤橙色で腹節背板は黒色です。
【ホウネンタワラチビアメバチの生態】
イネの害虫、フタホシコヤガの寄生蜂として知られるが、ほかにも多くのチョウ目幼虫に寄生します。
寄生主から脱出した幼虫は糸を垂らし、その先に独特な模様の繭を作ります。
しかし、同属他種で似た模様の繭を作るものがいるため、繭での識別には注意が必要です。
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コンボウアメバチ
【コンボウアメバチの形態】
黒色の蜂です。頭は頭頂、後頭分を除いて黄色く、前脚と中脚、後ろ脚節は黄色です。
腹の赤褐色部は、一様ではないです。
【コンボウアメバチの生態】
クスサンやヤママユガの寄生蜂として知られています。幼虫に産卵するが、寄生主がサナギの段階で成長して中身を食べつくし、サナギの殻の中で越冬します。
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スズメヤドリコマユバチ
【スズメヤドリコマユバチの形態】
黒色の蜂です。前脚は赤褐色で第1~3腹節の腹板は緑褐色です。羽は黒色です。
【スズメヤドリコマユバチの生態】
スズメガ科幼虫の内部捕食寄生者です。単寄生する蜂で、成長すると寄生主の体を食い破りその背中で繭を作ります。寄生主はその後、蜂が羽化するまでほぼ静止状態で生きる。
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マダラアブラバチ
【マダラアブラバチの形態】
後胸背、前伸腹節、腹の後半は黒色で、ほかは橙赤色になります。
【マダラアブラバチの生態】
クリオオアブラムシに内部寄生する。産卵は幼体にすることが多いが、その後は寄生主が成体になった時点で急速に成長する。
寄生主の内部を食いつくすと腹面に穴をあけ、糸で寄生主の体を枝や幹に固着させます。さらに内張りをしてマミーを作ります。
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アオムシコマユバチ
【アオムシコマユバチの形態】
黒色の蜂です。脚と腹の前半は橙色味のある褐色です。前翅に黒色の緑紋があります。
【アオムシコマユバチの生態】
モンシロチョウ幼虫の内部捕食寄生者で多寄生します。主に1~2齢の若齢幼虫に産卵するが、3齢幼虫にも寄生します。
体内でふ化した幼虫は、寄生主が終齢になると急速に成長して、やがて寄生主の体を食い破り集団で繭を作ります。
近年北海道で増えているオオモンシロチョウにも寄生しています。
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■■■■■■■■ 蜂の寄生とは? ■■■■■■■■
昆虫やクモに寄生する蜂は、回虫のように栄養を奪うだけの寄生ではなく、どのような寄生方法であれ最終的に寄生主は死ぬことになる。
これを【捕食寄生】と呼び、回虫のような【寄生】と分けている。
蜂の捕食寄生の様式には【外部寄生】と【内部寄生】がある。前者は幼虫が外側から寄生主を食べるため、クモヒメバチのような例を除き、主に材木内など閉鎖空間にいる寄生主を選んで完全麻痺させることが多い。
一方、後者は寄生体内に産みこむことで、より自由に動き回る寄生主も選べる。そして内部寄生する蜂は、異物侵入による成体防御反応を抑えるために共生ウィルスを利用することが知られている。
さらに寄生主1匹に寄生幼虫1匹のときは【単寄生】、1匹の寄生主の中で複数の幼虫が育つときは【多寄生】という。
多寄生では、産みこまれた1つの卵が胚分裂を繰り返し、1000匹を超す数に増えてしまう例もトビコバチで知られている。
また、寄生者に寄生する2次寄生、さらにそれに寄生する3次寄生もあり、それらは【高次寄生】と酔われる。
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ウマノオバチ
【ウマノオバチの形態】
黄赤色で、腹部側面前半と腹面は白色、羽はべっ甲色で3個の黒班がある。産卵管は体長の5~9倍近くになる。
【ウマノオバチの生態】
これまで寄生咲はシロスジカミキリの幼虫とされていたが、近年の研究観察によってミヤマカミキリに寄生することが確認された。
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キスジセアカカギバラバチ
【キスジセアカカギバラバチの形態】
頭は黒色で大アゴ、複眼内緑、後頭に黄白色部。胸は橙赤色、第1、2腹節に明瞭な黄色の帯がある。種名の由来は腹先がカギ状に曲がっていること。
【キスジセアカカギバラバチの生態】
チョウ目の幼虫やハバチ幼虫に寄生するヤドリバエやヤドリバチに高次寄生する。寄生主の1つにマダラヤドリバエが知られている。
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■■■■■■■■ カギバラバチのちょっと変わった寄生 ■■■■■■■■
カギバラバチ科は寄生バチや寄生バエ、スズメバチなどの幼虫に寄生(高次寄生)することが知られている。しかし、カギバラバチの親が卵を産むのはなぜか植物の葉で、そこから先はまさに【運任せ】だ。
まず卵を産み付けた葉がチョウやガ、ハバチなどの幼虫に食べられ、卵が体内に取り込まれなければならない。さらにその幼虫が寄生バエや寄生バチに寄生されなければ、寄生主にたどりつけないのだ。
スズメバチに寄生する場合は、その幼虫が蜂に狩られて幼虫の食物になり、食物ごと体内に取り込まれることで初めて寄生が成立することになる。なぜこのようなことをするのかはわからないが、そのためにカギバラバチは大量の卵をあっちの葉、こっちの葉と次々に産んでいくことになる。
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オオコンボウヤセバチ
【オオコンボウヤセバチの形態】
黒色で腹節後縁に赤褐色の班がある。細身で後脚脛節は膨らんで腹は棍棒状。近似種のヒメコンボウヤセバチは産卵管が短い。
【オオコンボウヤセバチの生態】
甲虫の脱出抗や竹筒などの既存抗を利用する小形のハナバチや狩りバチ類に寄生。材木置き場や社寺などで飛んでいる姿をよく見かけられる。花にも来る。
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ホシセダカヤセバチ
【ホシセダカヤセバチの形態】
黒色の蜂です。胸が盛り上がり、明瞭な点刻としわ状の隆起がある。腹は胸の背側から伸びているように見え、産卵管の先端は下方に湾曲している。
【ホシセダカヤセバチの生態】
カミキリなどの幼虫に寄生する蜂で、寄生主としてエグリトラカミキリが知られている。材木置き場などでよくみられる。
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