ミイロツメボソクモバチの基本データ
体長
メス 約5~8mm、オス 約5.5~7mm
形態(特徴)
・黒色で、腹部第1~4節前半と脚部は赤褐色
・大アゴ、頭、複眼内縁、前胸背板に白色斑がある
・体色の変異が大きく、個体によって斑紋を欠くこともある
生息地
本州、四国、九州(朝鮮半島、台湾、中国、ロシア、ヨーロッパにも分布。ヨーロッパの個体群と日本の個体群は体色以外に区別点がなく、同種とされている)
巣の特徴
・主にハエトリグモ科のクモを狩る(ヨーロッパではカニグモ科を狩ることもある)
・既存の穴を利用して複数の部屋を持つ巣を作るが、自分で穴を掘ることもあるなど営巣方法に柔軟性がある
・狩りを先に行い、営巣場所はその後で決める習性がある
・穴を埋めた後、砂粒を上に配置する独特の行動が見られる
活動期間
夏~秋頃
攻撃性
・単独行動の小型クモバチで、毒針はクモを狩るためのもの
・自分から人を攻撃する性質はなく、危険性は低いと考えられる
ミイロツメボソクモバチの生態
ミイロツメボソクモバチは、主にハエトリグモ科のクモを狩る小型のクモバチです。狩りを先に行い、その後で営巣場所を決めるという珍しい順序の習性を持ち、既存の穴を利用することもあれば、自分で穴を掘ることもあるなど、状況に応じて柔軟に対応します。
狩ったクモを運ぶ際は歩脚の基部をくわえて後ろ向きに運ぶのが一般的ですが、出糸突起をくわえて運ぶ姿が観察されることもあります。穴を埋めた後に砂粒を上に配置する行動も見られ、カムフラージュの効果があるのではないかと考えられています。
ミイロツメボソクモバチを見つけた方へ
ミイロツメボソクモバチは単独行動の小型クモバチで、自分から人を攻撃する性質はないと考えられます。見つけた蜂がスズメバチやアシナガバチなど危険性の高い種類かどうか判断に迷う場合は、無理に近づかず確認することをおすすめします。蜂の種類の判断に迷う場合は、以下の地域でも蜂に関するご相談を承っています。
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