ミカドアリバチの基本データ
体長
メス 約12mm前後、オス 約13~15mm
形態(特徴)
・メスは翅を持たず、アリのような姿で地面を歩き回る
・胸部は赤褐色、頭部と腹部は黒色
・腹部上部に白い帯状の毛があり、下部の両側には白い斑がある
・オスには翅があり、全身が黒色(胸部中央が赤褐色の個体もある)
生息地
北海道から九州。朝鮮半島を経て中国にも分布
巣の特徴
・自分では巣を作らず、マルハナバチ類(コマルハナバチ、トラマルハナバチなど)の巣に侵入する外部捕食寄生性の蜂
・前蛹やさなぎの体表を針で刺し、卵を産みつける
・寄生されたマルハナバチのコロニーが崩壊することもあり、重要な天敵とされている
活動期間
6月~10月頃
攻撃性
・アリのような姿をしているが毒針を持ち、刺されると強い痛みがある
・自分から人を攻撃する性質はない
ミカドアリバチの生態
ミカドアリバチは、マルハナバチ類の前蛹やさなぎに外部から寄生する捕食寄生性の蜂です。メスは地面を素早く歩き回ってマルハナバチの巣を探し、見つけると侵入して針で寄主の体表を刺し、卵を産みつけます。寄生が進むと、寄主のコロニー自体が崩壊することもある重要な天敵として知られています。
メスは翅を持たないためアリと見間違えられやすい姿をしていますが、毒針を持っており、下手に触ると刺されることがあります。刺された際の痛みは強いとされ、観察する際は不用意に手でつかまないよう注意が必要です。
ミカドアリバチを見つけた方へ
ミカドアリバチは単独行動の蜂で、自分から人を攻撃することはほとんどない種です。ただしアリに似た姿で毒針を持っているため、つかんだり払ったりすると刺される可能性があります。スズメバチのような巣の防衛行動はなく、基本的に駆除の必要はありません。蜂の種類の判断に迷う場合は、以下の地域でも蜂に関するご相談を承っています。
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