ミカドトックリバチ

ミカドトックリバチの基本データ

体長

約10~15mm

形態(特徴)

・黒色でやや光沢があり、胸部が細長く、体のところどころに黄色い細線がある
・胸部に1対の小さな黄色紋がある(似ているムモントックリバチにはこの紋がない)
・季節によって体色に変化があり、夏に出る個体は黄色部分が少なく、秋に出る個体は黄色部分が多い

生息地

北海道、本州、四国、九州、対馬、大隅諸島(屋久島、種子島)など

巣の特徴

・壁や木の枝、草の葉の裏などに、泥でトックリ(徳利)型の壺状の巣を作る
・巣の中に麻酔をかけたガの幼虫を数匹詰め込み、卵を1つ産みつけて入口を泥で塞ぐ
・羽化した成虫は巣の口に穴を開けて外に出る
・巣1つの大きさは30~40mm程度

活動期間

6月~10月頃

攻撃性

・単独行動の狩りバチで、人を刺すことはほとんどない
・毒性は非常に低い
・ガの幼虫やイモムシを狩るため、益虫とされることもある

ミカドトックリバチの生態

ミカドトックリバチは、壁や木の枝、草の葉の裏などに泥でトックリ型の巣を作る単独性の狩りバチです。巣の中に麻酔をかけたガの幼虫を詰め込んで卵を1つ産みつけ、入口を泥で塞いで巣を離れます。孵化した幼虫は貯えられた餌を食べて成長し、羽化後に巣の口に穴を開けて外に出てきます。

季節によって体色に変化が見られ、夏に出現する個体は黄色部分が少なく、秋に出現する個体は黄色部分が多くなる傾向があります。庭のイモムシやガの幼虫を狩ってくれるため、益虫として扱われることもある蜂です。

ミカドトックリバチを見つけた方へ

ミカドトックリバチは単独行動の蜂で、人を刺すことはほとんどない種です。スズメバチのような巣の防衛行動もないため、基本的に駆除の必要はありません。見つけた蜂がスズメバチやアシナガバチなど危険性の高い種類かどうか判断に迷う場合は、無理に近づかず確認することをおすすめします。蜂の種類の判断に迷う場合は、以下の地域でも蜂に関するご相談を承っています。

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