ミズバチ

ミズバチ

ミズバチの基本データ

体長

約6~7mm

形態(特徴)

・黒褐色で、全身が短い毛で覆われている
・胸部背面の中央に、後ろ向きに突き出すとげ状の突起がある

生息地

北海道、本州(湖沼や渓流の岸辺でよく見られる)

巣の特徴

・自分では巣を作らない
・日本に生息する唯一の水生のハチ目で、メスは翅を閉じて水中に入り、水底の石に固着したニンギョウトビケラなどの幼虫・前蛹・蛹の巣に侵入して産卵する
・孵化した幼虫は宿主を体表から食べて成長し、宿主の巣の中で繭を作って蛹になる
・最終令幼虫は、絹糸でできたリボン状の構造物(片面が白色、もう片面が黒っぽい)を巣から水中に伸ばし、これを通じて呼吸に必要な酸素を取り込む
・寄生されたトビケラの巣からはこのリボンが水流にゆらゆらと揺れているのが目印になる

活動期間

成虫は春~初夏(5月頃)に水中に入って産卵する。夏に幼虫が成熟し、秋に蛹化する

攻撃性

・産卵管はトビケラの幼虫に産卵するためのもので、人を刺すことはない
・危険性はない

ミズバチの生態

ミズバチは、日本に生息する唯一の水生のハチ目という非常に珍しい蜂です。メスは翅を閉じて水中に潜り、水底の石に固着したニンギョウトビケラの巣を探し出して産卵管を突き刺します。孵化した幼虫は宿主を体表から食べて成長し、最終的には宿主の巣を利用して繭を作り、蛹になります。

幼虫が呼吸のために伸ばす絹糸のリボンは、水中の微小な気泡を捉える役割を持つとされています。このリボンが川の中で水流に揺れている様子は、清流でよく観察され、生息地での個体数自体は決して少なくないとされています。

ミズバチを見つけた方へ

ミズバチは、水中でトビケラに寄生する非常に珍しい蜂で、人を刺すことはなく危険性はありません。見つけた蜂がスズメバチやアシナガバチなど危険性の高い種類かどうか判断に迷う場合は、無理に近づかず確認することをおすすめします。蜂の種類の判断に迷う場合は、以下の地域でも蜂に関するご相談を承っています。

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