タマヌキケンヒメバチの基本データ
体長
約15mm
形態(特徴)
・中胸盾板(背中の部分)が前方に突き出しているのが、属(Jezarotes属)共通の特徴
・メスは腹部の先端に「剣」と呼ばれる長い構造(亜生殖板)を持つのが、ケンオナガヒメバチ亜科の名前の由来
・オスにはこの剣状の構造はない
生息地
本州(東京都、埼玉県、岐阜県、兵庫県などで観察記録あり)
巣の特徴
・自分では巣を作らない
・コナラやアベマキなどの枯れ木にできた、他の昆虫(キバチなど木材穿孔性昆虫の幼虫)の脱出口を見つけて産卵する
・長い産卵管(剣)を使って、木材の中に潜む幼虫に産卵すると考えられる
・オスは、メスが木の中から羽化してくるのを待ち構えて、木の周りに集まる習性がある
活動期間
観察記録は3月~7月頃(早春~初夏)に集中している
攻撃性
産卵管は寄生のためのもので、人を刺すことはない
タマヌキケンヒメバチの生態
タマヌキケンヒメバチは、コナラやアベマキなどの枯れ木にできた、他の昆虫が開けた脱出口を見つけて産卵する寄生蜂です。メスは腹部の先端に「剣」と呼ばれる長い構造を持ち、これを使って木材の中に潜む幼虫に産卵すると考えられています。
オスには特徴的な行動が知られており、メスが木の中から羽化して出てくるタイミングを狙って、木の周りに集まって待ち構える様子が観察されています。中胸盾板が前方に突き出した独特の体型をしているのも、見分けるポイントになります。
タマヌキケンヒメバチを見つけた方へ
タマヌキケンヒメバチは、木材に潜む昆虫の幼虫に寄生する蜂で、人を刺すことはなく危険性は低いと考えられます。見つけた蜂がスズメバチやアシナガバチなど危険性の高い種類かどうか判断に迷う場合は、無理に近づかず確認することをおすすめします。蜂の種類の判断に迷う場合は、以下の地域でも蜂に関するご相談を承っています。
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