モンスズメバチ

モンスズメバチの基本データ

体長

女王蜂 約28~30mm、働き蜂・雄蜂 約21~28mm

形態(特徴)

・腹部の黄色と黒の縞模様が波形になっているのが特徴(他のスズメバチは直線的な縞模様が多い)
・単眼の周囲が黒い
・コガタスズメバチと似ているが、模様の波形と単眼周囲の色で見分けられる

生息地

北海道、本州、四国、九州の平地~低山地に分布する在来種(ユーラシア大陸に広く分布するVespa crabroの日本産亜種)。近年は各地で減少傾向にあり、限られた地域に集中して発生する傾向がある

巣の特徴

・樹洞、天井裏、壁の隙間、戸袋などの閉鎖的な場所に営巣する(まれに軒下など開放的な場所にも)
・巣は鐘状で底が抜けており、巣盤数は4~12層、育房数は4,000房程度になる
・営巣場所が手狭になると、キイロスズメバチと同様に引っ越しをする習性がある

活動期間

4月~10月頃。女王蜂が単独で営巣を始め、7月~9月に活動が最も活発になる。新女王蜂・雄蜂は9月頃から羽化する

攻撃性

・攻撃性はやや強く、巣に近づくと多数の働き蜂がまとわりつくように飛び回って警戒する
・最大の特徴は、多くのスズメバチが日没後に活動を止めるのに対し、暗くなっても活動を続ける点
・主にセミを好んで狩る

モンスズメバチの生態

モンスズメバチは、樹洞や天井裏、壁の隙間といった閉鎖的な空間に巣を作るスズメバチです。日本では古くから生息する在来種で、ユーラシア大陸に広く分布するVespa crabroの日本産亜種にあたります。主にセミを好んで狩る習性があり、セミの発生時期に合わせて活動が活発になります。

最大の特徴は夜間も活動を続ける点です。多くのスズメバチは日没後に巣へ戻って休みますが、モンスズメバチは暗くなっても飛び回り、夜間の照明に誘引されて室内に入ってくることもあります。そのため、夜間にクワガタ採集などをしている際に刺される事例も報告されています。

モンスズメバチの巣にお困りの方へ

モンスズメバチは天井裏や壁の隙間など、気づきにくい閉鎖的な場所に巣を作ることが多い種です。夜間も活動するため、日中だけでなく夜の物音にも注意が必要です。お住まいの地域で蜂の巣を見つけた場合は、刺激を与えずに早めの相談・確認をおすすめします。以下の地域でも、モンスズメバチの巣に関するご相談が多く寄せられています。

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