サイジョウハムシドロバチ

サイジョウハムシドロバチの基本データ

体長

メス 約7.5~9mm、オス 約6~6.5mm(1cmに満たない小さな蜂)

形態(特徴)

・後胸側板と前伸腹節の側面に非常に細かい条刻があるのが「サイジョウ(細条)」の名の由来
・ドロバチの中でも特に小型

生息地

北海道、本州、四国、九州、伊豆諸島、佐渡島、対馬など

巣の特徴

・自分で穴を掘らず、地上の既存坑(木材や竹筒の隙間、甲虫の脱出孔など)を利用して営巣する
・ノミゾウムシ類やタマムシの幼虫を狩って巣に貯え、産卵後に泥で入口を塞ぐ
・1つの巣の育房数は4~5室が多く、最大で9室になることもある
・年1回発生し、成虫は春(4月下旬~5月下旬頃)に活動する

活動期間

春季(4月~5月頃)

攻撃性

・非常に小さい蜂で、人への危険性はほとんどない
・単独行動で、巣を集団で守る習性もない

サイジョウハムシドロバチの生態

サイジョウハムシドロバチは、自分で穴を掘らず、木材や竹筒の隙間、甲虫が開けた脱出孔などの既存の穴を利用して営巣するドロバチです。ノミゾウムシ類やタマムシの幼虫を狩って巣に運び込み、産卵してから泥で入口を塞ぎます。寺院の柱や茅葺き屋根の隙間など、同じような環境に多数の個体が集まって営巣する様子も観察されています。

巣作りの最中に、ナミハセイボウという別の蜂が隙を狙って卵を産み付ける「労働寄生」を受けることがあり、せっかく集めた餌や巣を横取りされてしまうこともあります。体が非常に小さく、人を刺すことはほとんどない蜂です。

サイジョウハムシドロバチを見つけた方へ

サイジョウハムシドロバチは非常に小さな単独行動の蜂で、人への危険性はほとんどない種です。スズメバチのような巣の防衛行動もないため、基本的に駆除の必要はありません。見つけた蜂がスズメバチやアシナガバチなど危険性の高い種類かどうか判断に迷う場合は、無理に近づかず確認することをおすすめします。蜂の種類の判断に迷う場合は、以下の地域でも蜂に関するご相談を承っています。

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