アナフィラキシーショック

アレルギー反応の中でも特に重篤な症状で、ハチの場合には「2回目に刺されたら危ない」と言われていますが、１回目でも毒の注入量が多ければ発症します。

アナフィラキシーショックの症状

【呼吸器系症状】喉や舌の腫れ、呼吸困難、声のかすれ、咳、喘鳴（ぜんめい）など。
【循環器系症状】低血圧、動悸、意識障害、めまい、失神、冷や汗、心拍数の上昇など。
【皮膚症状】発疹、じんま疹、かゆみ、顔面や体の腫れ、紅斑など。

アナフィラキシーショックが疑われる場合、大至急、緊急医療サービス（救急車）を呼びましょう。速やかな医療対応が重要です。
過去に蜂に刺されたことがあるならば、病院でアレルギー検査をしてエピネフリンの自己注射キットを緊急用に処方してもらうとよいでしょう。

【エピネフリンの自己注射】
蜂に刺された際にアナフィラキシーが疑われる場合、できるだけ早く、呼吸器の症状出たら投与してください。
注射する部分は、太ももの外側か方の付近。注射後に10～15分で症状に改善が見られないときは追加投与が必要です。