アオムシコマユバチの基本データ
体長
約3mm(正式な和名はアオムシサムライコマユバチ)
形態(特徴)
・体は黒色で、脚は黄色
・非常に小さく、肉眼では小さな黒い点のように見える
生息地
日本全国(モンシロチョウが生息する場所に広く分布)
巣の特徴
・自分では巣を作らない
・モンシロチョウの幼虫(アオムシ)の体内に、メス1匹あたり約80個の卵を産卵する多寄生性の内部寄生蜂
・アブラナ科植物がアオムシに食害された際に発生する揮発性物質(アロモン)を頼りに、寄生対象のアオムシを探し出す
・産卵後約14日でハチの幼虫がアオムシの体を食い破って外に出て、集団で黄色い繭を作る
・蛹化後約7日で成虫が羽化する
活動期間
春~秋頃(モンシロチョウの発生に合わせて年に複数回発生)
攻撃性
・産卵管はモンシロチョウの幼虫に産卵するためのもので、人を刺すことはない
・農業上はモンシロチョウの幼虫(アオムシ)を抑える天敵として、益虫の位置づけにある
アオムシコマユバチの生態
アオムシコマユバチは、モンシロチョウの幼虫(アオムシ)に寄生する非常に小さな蜂です。アブラナ科の植物がアオムシに食べられると特有の揮発性物質を放出し、メスはこの物質を頼りにアオムシを探し出して、体内に一度に約80個もの卵を産みつけます。
孵化した幼虫はアオムシの体内で成長し、やがて体を食い破って外に出て、集団で黄色い繭を作ります。アオムシはこの時点で体力を失い、ほどなく死亡します。キャベツなどの栽培ではモンシロチョウの幼虫を抑える天敵として知られ、生物的防除に利用されることもあります。
アオムシコマユバチを見つけた方へ
アオムシコマユバチは、モンシロチョウの幼虫に寄生する益虫で、人を刺すことはなく危険性はありません。見つけた蜂がスズメバチやアシナガバチなど危険性の高い種類かどうか判断に迷う場合は、無理に近づかず確認することをおすすめします。蜂の種類の判断に迷う場合は、以下の地域でも蜂に関するご相談を承っています。
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