キンケハラナガツチバチの基本データ
体長
オス 約16~23mm、メス 約17~27mm
形態(特徴)
・金色の毛が胸部全体と腹部各節の後縁に密生しているのが名前(金毛)の由来
・体は黒色で、頭楯(顔の部分)は黄色
・オスの腹部には黄色い帯紋があるが、メスには帯紋がなく金色の毛だけが生えている
・オスはメスよりやや小さく、毛の色も薄い
生息地
本州、四国、九州、南西諸島など日本全国に分布
巣の特徴
・自分では巣を作らず、土の中にいるコガネムシ類の幼虫を探し出して毒針で麻酔し、卵を産みつける捕食寄生性の蜂
・地中に空間を作り、麻酔した幼虫をその中に運び込むこともある
・社会性を持たない単独行動の蜂
活動期間
4月~11月頃。特に多く見られるのは7月~10月の夏~秋。メスのみが成虫のまま越冬する
攻撃性
・オスは毒針を持たず、人を刺すことはない
・メスは毒針を持つが、コガネムシの幼虫を狩るためのもので、自分から人を攻撃することはほとんどない
・つかんだり払ったりした場合は刺されることがある
キンケハラナガツチバチの生態
キンケハラナガツチバチは、土の中に潜むコガネムシ類の幼虫を探し出し、毒針で麻酔をかけて卵を産みつける捕食寄生性の蜂です。コガネムシの幼虫は麻酔によって動けなくなった状態のまま、孵った幼虫の餌として利用されます。自分では巣を作らないため、スズメバチやアシナガバチのような群れの巣は存在しません。
夏から秋にかけて様々な花を訪れる姿が見られ、林縁や市街地の公園など身近な場所でもよく見かける蜂です。オスは腹部に黄色い帯紋があり、つかまえると刺すような行動を見せることがありますが、実際には毒針を持たないため人を刺すことはありません。
キンケハラナガツチバチを見つけた方へ
キンケハラナガツチバチは単独行動の蜂で、自分から人を攻撃することはほとんどない種です。スズメバチのような巣の防衛行動もないため、基本的に駆除の必要はありません。見つけた蜂がスズメバチやアシナガバチなど危険性の高い種類かどうか判断に迷う場合は、無理に近づかず確認することをおすすめします。蜂の種類の判断に迷う場合は、以下の地域でも蜂に関するご相談を承っています。
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