ルリチュウレンジバチの基本データ
体長
メス 約9~11mm、オス 約7~8mm(幼虫は最大25mm程度)
形態(特徴)
・全身が黒藍色(瑠璃色)で、強い青色の光沢を持つ
・頭部の触角の間にY字状の隆起がある
・翅は黒色で、先端に向かって徐々に淡い色になる
・幼虫は頭部が黄橙色、胴部は淡緑褐色で油状の光沢があり、黒い斑紋がある
生息地
北海道、本州、四国、九州、沖縄、屋久島、トカラ列島など(朝鮮半島、中国、台湾にも分布)
巣の特徴
・自分では巣を作らない
・メスはツツジ、ヤマツツジ、サツキ、オオムラサキツツジなどツツジ類の葉縁に沿って、葉裏側の組織内に卵を並べて産みつける(シャクナゲ類は食害しない)
・孵化した幼虫は集団で葉を食べ、多発すると新梢の葉・花・枝先の柔らかい樹皮まで食害して株全体を丸坊主にすることもある
・老熟した幼虫は土中の浅い場所で繭を作る
活動期間
年3回発生(5月、7月、8月下旬~9月頃)。前蛹の状態で土中の繭の中で越冬する
攻撃性
・毒針を持たず、人を刺すことはない
・捕まると腹部を曲げて刺す真似をすることがあるが、実際には刺せない(擬態行動)
ルリチュウレンジバチの生態
ルリチュウレンジバチは、ツツジ類の葉を集団で食べるハバチです。メスは葉の縁に沿って葉裏の組織内に卵を並べて産みつけ、孵化した幼虫は最初は1枚の葉に固まって食害し、成長するにつれて分散していきます。庭園や雑草地のツツジで大量発生することがあり、園芸では不快害虫として扱われています。
成虫は黒藍色の強い光沢を持つ美しい体色をしていますが、毒針を持たないため人を刺すことはありません。捕まえると刺すような動作を見せることがありますが、これは威嚇のための擬態行動で、実際に刺すことはできません。
ルリチュウレンジバチでお困りの方へ
ルリチュウレンジバチは人への危険性がない蜂ですが、ツツジ類の葉を集団で食べ尽くすことがあるため、庭木への影響が気になる方もいます。見つけた蜂がスズメバチやアシナガバチなど危険性の高い種類かどうか判断に迷う場合は、無理に近づかず確認することをおすすめします。蜂の種類の判断に迷う場合は、以下の地域でも蜂に関するご相談を承っています。
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