シダクロスズメバチの基本データ
体長
女王蜂 約15~19mm、働き蜂 約10~14mm
形態(特徴)
・全身が黒色で、白~淡黄色の横縞模様がある
・近縁種のクロスズメバチによく似ているが、やや大きい
・顔の模様や複眼内側の白い部分の違いで見分けられるが、近づいて観察しないと判別は難しい
生息地
日本各地に分布。海抜300m以上の山林や高地を好む(低地に多いクロスズメバチとはこの点で生息環境が異なる)
巣の特徴
・主に土中に閉鎖的な巣を作るが、住宅の屋根裏などに営巣することもある
・巣は褐色でボール状、下部にかけて膨らんだ形をしており、外被が厚く入り口は1カ所だけ
・クロスズメバチの巣よりも大きく、コロニーの規模もやや大きくなる傾向がある
活動期間
春に女王蜂が単独で巣作りを開始し、6月頃から働き蜂が羽化。新女王蜂・雄蜂は9月~10月頃に羽化する
攻撃性
・スズメバチ属(オオスズメバチ等)に比べると攻撃性・毒性は低く、性質は比較的温和
・地中の巣に気づかず近づいたり踏んでしまったりすると、集団で攻撃されることがある
・毒性自体は弱いとされるが、刺された場合にアナフィラキシーショックを起こす危険はある
シダクロスズメバチの生態
シダクロスズメバチは、クロスズメバチ属に分類される小型のスズメバチで、近縁種のクロスズメバチが平地~低山地を好むのに対し、海抜300m以上の山林や高地を好んで生息する点が特徴です。土中に多層構造の巣を作り、ハエやクモなどの小さな昆虫を狩って幼虫の餌とします。
性質は比較的温和で、自分から積極的に攻撃してくることは少ないとされています。ただし巣が地中にあるため、草刈りやハイキングの最中に気づかず近づいたり踏んでしまったりすると、防衛のために集団で攻撃されることがあります。一部地域では幼虫やさなぎを食用とする文化があり、「ヘボ」「地蜂」などの呼び名でも知られています。
シダクロスズメバチの巣にお困りの方へ
シダクロスズメバチは地中に巣を作るため、気づかないうちに近づいたり踏んでしまったりするリスクがあります。お住まいの地域で蜂の巣を見つけた場合は、刺激を与えずに早めの相談・確認をおすすめします。以下の地域でも、シダクロスズメバチの巣に関するご相談が多く寄せられています。
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