クマバチの基本データ
体長
約21~23mm
形態(特徴)
・体は黒色でずんぐりとした丸い体形
・胸部に黄色い毛を密生(中央部はやや毛が薄く、黒い点に見えることがある)
・オスは複眼の間が狭く、顔の中央に白~黄色の三角形の模様がある(メスにはない)
生息地
北海道、本州、四国、九州、屋久島など
巣の特徴
・枯れ木や竹、住宅の木材などに直径1~1.5cmほどの円形の穴を掘り、奥に数十cmのトンネル状の巣を作る
・巣の中をいくつかの部屋(育房)に仕切り、1部屋に1個ずつ卵を産みつける
・竹垣は特に巣に利用されやすく、近い場所に複数の個体が巣を作ることもある
・女王蜂や働き蜂のような社会構造はなく、メス1匹が単独で営巣・育児を行う
・同じ巣穴を毎年繰り返し利用する習性がある
活動期間
4月~10月頃。夏に羽化した新成虫は巣の中にとどまって越冬し、翌年の春から繁殖活動に加わる
攻撃性
・大人しく危険性は低い
・オスは針を持っていないので刺さない
・メスは毒針を持つが、つかんだり払ったりしない限り自分から攻撃することはほとんどない
クマバチの生態
クマバチは女王蜂や働き蜂のような群れの構造を持たない単独性の蜂で、メスが枯れ木や竹、住宅の木材などに穴を掘って巣を作ります。一度作った巣穴は毎年繰り返し利用される習性があるため、同じ場所への営巣が何年も続くと、木材の強度が徐々に低下していくことがあります。
春先によく見られる、人の周りをホバリングしながら近づいてくる行動はオスによるものです。これは縄張りに入ってきた相手がメスかどうかを確認するための行動で、オスには針がないため人に害を与えることはありません。フジの花などを好んで訪れ、花粉媒介者としての役割も持っていますが、花の側面から蜜だけを取る「盗蜜」という行動も見られます。
クマバチの巣にお困りの方へ
クマバチは人への危険性は低い蜂ですが、同じ巣穴を毎年使う習性があるため、住宅の木材に穴を開けられたまま放置すると劣化が進むことがあります。大きな体や羽音で不安に感じる方も多いので、見分けに迷う場合や木材への影響が気になる場合は、お気軽にご相談ください。以下の地域でも、クマバチに関するご相談が多く寄せられています。
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